栃木県日光市日光

2019年02月03


関東の滝に戻る

Road Map :R120を神橋方向に走り、道標に従い県道195号線に入る。
Route Map:滝見者用駐車場から遊歩道で観瀑台までを往復する。
関東の滝』 裏見の滝以外にも見所が沢山あり、日光三名瀑を感じることが出来た。
ウィキペディアから (一部を抜粋)
  安良沢国有林の中に位置し、大谷川の支流である荒沢川にある。かつては滝の裏側に設けた道からも姿を見られたので、この名が付けられた。華厳滝、霧降の滝とともに日光三名瀑の1つとされる。崖の上半分は板状の輝石安山岩(第四紀)、下半分は流紋岩(第三紀)からなり、その間に厚さ約2mの赤褐色の集塊岩がある。
  日光三名瀑の他の2つより規模は小さいが、中央の集塊岩が浸食された所に道を設けて滝を裏側から見ることが可能となっていたため、珍しい存在だった。
1902年(明治35年)に滝上部の岩が崩壊し、裏から見ることができなくなった。
日光三名瀑の裏見の滝
  日光には驚く程にスケールの大きな滝が多くあり、裏見の滝が日光三名瀑とするには疑問が残るが、素晴らしい滝であることに間違いは無い。 この上流にも初音滝、隣の沢に寂光滝、羽黒滝、相生滝等があり、見残しも多いので又訪れてみたい。
日光は秋が良いと思うのだが
  日光は東照宮、いろは坂の紅葉が有名であり、紅葉の秋は車が動かない程の渋滞になるらしいので、それに耐えられる精神力が無く、紅葉の滝見をしたいが、無理に思う。
日光裏見の滝(落差:19m)
にっこううらみのたき
日光三名瀑
往路:15分
復路:12分

往復:30分
(滝見時間含む)
  雲竜渓谷に続き、栃木の山友の推奨の滝として雲竜渓谷の近くにある裏見の滝を訪れる。山友は女峰山からの下山時に何度か訪れたことがあり、おいら好みの滝と確信しているらしい。 予備知識無しで訪れたので山友の期待通りに感激個所が多数あった。
ウィキペデアには ”裏見滝”となっているが、個人的には ”裏見の滝”とし、裏見の滝は日本全国に数多くあるので頭に ”日光”の2文字を追加させて頂きました。
歩き始めの階段道はきついが、後は緩やかな木道遊歩道となる。
県道195号線を終点まで走ると滝見者用の広い駐車場があった。
大きなトイレがあったが、トイレは冬季閉鎖となっていた。
既に3台の車が来ており、既に遊歩道に入っている様だった。
12時52分に歩き始める。
駐車場にあった案内図。 クリックで拡大します。
遊歩道の簡易地図を抜粋。
駐車場から始まる遊歩道入口には0.5kmの距離と書かれていた。
前方にはきつい登り階段道が見えていた。
きつい階段道を上り終えると穏やかな遊歩道となる。
案内図の説明文を抜粋。
おお! 木製の立派な遊歩道橋に感激する。
沢まで下りて眺めたい程の渓谷が続いていた。
見慣れているのか、山友はどんどん先に行ってしまったが、おいらは
渓流に目を奪われビューポイントを探しながらの遅い歩きになってしまう。
こちらは本流の激しい流れ。 これにもビューポイントが無かった。
右岸に大きな渓流瀑が流れ落ちていたが、滝名の表示はまったく無かった。
冬枯れの季節なので枝間からなんとか見えているが、芽吹き後はまったく
見えなくなってしまうのだろう。 無名滝にしておくには勿体無い。
前方が開け ”裏見の滝”が姿を現した。 驚いたのは本体の滝だけでは無く、氷瀑、2条の滝、伏流水からの小滝が多くあることだった。
山友は既に観瀑台で滝見をしていた。 これをおいらが気にいるだろうと連れて来て貰ったが、正直、大いに気に入った。
無名滝であるが、一般的には ”夫婦滝”の名が付けられそうな
2条の滝が観瀑台のすぐ横に流れ落ちていた。
左岸に氷瀑が見られたが ”雲竜渓谷”を散策した後でも感激はあった。
落差19mの直瀑である ”裏見の滝”は下部が岩壁に当たって砕けているので、変化がありシンプルな直瀑でないので見応えがあった。 滝裏には木製梯子の残骸が残っていた。
源流を共にする1つの滝であろうが、左側の流れは水量が少なく氷瀑した様だった。
無名の2条滝ではあるが、水量が少なかったのが残念だ。
観瀑台から ”不動明王像”までは行けなくはないが、その先は崩落で行けなくなってしまっている。
おせっかいじいさんが滝見をしていて、写真を撮ってあげるから並べと言われた。
雲竜渓谷に続き、ここでも山友と記念撮影を撮ることになる。
次はいつ会えるか判らないので、おせっかいじいさんの親切が有り難かったです。
今日は日曜日、多くの滝見観光者とすれ違った。
滝見を終えて、お気に入りになった遊歩道を戻る。